アトピーと乳児湿疹の対策にはベビーローションによる保湿ケアがおすすめ
1月 25th, 2017 | By hrmadmin in ベビースキンケア | No Comments »アトピー性皮膚炎に関する研究も進んできており、近年ではアトピー性皮膚炎の発症率を低下に関する発表がいくつかの研究機関などから出されています。
それは、新生児期からの全身保湿ケアが効果的というものです。
新生児期から全身保湿ケアがしてきた赤ちゃんとそうでない赤ちゃんとではアトピー性皮膚炎の発症率に違いがあり、なんと全身保湿ケアをしていた赤ちゃんの方が30%も発症率が低かったそうです。
アトピーで悩んでいるのは赤ちゃんだけでなく、大人の方もたくさんいらっしゃいます。
全身保湿ケアだけではアレルギー対策としては十分ではないそうですが、アトピーの発症率が30%低下するとわかっただけでも大きな成果ではないでしょうか?
そして、赤ちゃんの全身保湿ケアが役立つのは何もアトピーだけに限りません。
ほとんどの赤ちゃんが一度は体験するといわれている乳児湿疹の対策としてもおすすめな方法と言えます。
乳児湿疹は赤ちゃんのお肌にできる湿疹全てを指す言葉なので実際にはニキビとか汗疹とか色々あるわけですが、ほとんどが汗や皮脂、垢などの汚れによるお肌への刺激などが原因となっています。
お肌へのダメージからお肌を守るのに一役かっているのがお肌のバリア機能といわれるものですが、このお肌のバリア機能というのは水分と油分が大きく関わっています。
つまり乾燥していてはお肌のバリア機能は機能してくれないというわけです。
そのため、乾燥はお肌のバリア機能の低下を招き、お肌のバリア機能の低下は乳児湿疹を招くといった具合につながってきます。
そこでアトピーや乳児湿疹からお肌を守るための保湿ケアとして使われるのがベビーローションです。
ではベビーローションならなんでも良いのかといいますとそうではありません。
アトピーの発症率低下だけの話であれば、保湿剤であればなんでも良いということですが、確かにどんなベビーローションでも保湿はできます。
水分重視の化粧水に近いベビーローションか、油分重視のクリームに近いベビーローションか、その中間のバランスタイプのベビーローションか中身の保湿バランスはベビーローションによって異なりますが、保湿はどれでもできます。
違いがでるのはベビーローションそのもののお肌への刺激です。
保湿はできてもお肌に刺激を与える成分が入っていてはケアしながらダメージを与えているようなものです。
本当は保湿というプラスなケアだけできれば良いのですが、乳児湿疹の原因ともなる刺激というマイナスなことまで同時にしてしまっている可能性があります。
そのため、ベビーローション選びで重要なのはお肌への刺激が少ないことです。
ベビーローションを選ぶ際には成分をみてお肌への負担となる成分が無添加のものを選びましょう。